2013年6月27日木曜日

撮影:沖縄上空 あしもとの空

SIGMA DP1 あしもとの空

DP1の写真を整理してたら発見。確認したら2009年の写真。

 学生時代にバイクで日本一周をした。
沖縄を訪ねることは、やりのこした宿題だった。

レンタカーを借りて本島を周った。
おいしいご飯も食べた。
キレイな景色も見た。
お土産も買った。
少しだけれどお金があった。

だけど、それは「旅行客」で、結局「旅人」にはなれなかった記憶がある。

2013年6月23日日曜日

分解修理:沈胴ズミクロン 絞りの粘り修理3


絞り羽の装着完了。
「2」でも書いたように、最後の4枚は前にはめ込んでた羽の下においていくという作業。
コツは前にはめ込んでいた羽を、台座から少しだけ内側に入れておくこと。
その隙間から滑り込ませるようにはめる、って言葉で書いてもよくわからないとおもう。

羽の装着が完了したら羽押さえ環を元に戻す。向きを間違えるとはまらないし、ちょっとした衝撃で羽はバラバラ…。再装着の試練が待っている。
 ここまでできたらレンズ内のホコリをブロアで落とす。裏返しにして、しゅこしゅこしとく。
 以上、羽の清掃完了!と言いたいところだけれども、これだけでは絞り環の粘りが取れなかった(^^;)。結局、
 ベンジンさんに登場していただいた。今まで清掃してきた部品すべてベンジン浴。に、加えて、
 絞り環と鏡筒の隙間の汚れも清掃。けっこう真っ黒。鏡筒側面にあるスリットにも結構汚れがあった。
絞り環も合わせて清掃。こっちも綿棒でこすると真っ黒になるくらいの汚れがあった。部品の洗浄後は絞り環と鏡筒の隙間にのみ黒鉛潤滑剤(6Bの鉛筆粉)を塗布し再組立、完成の運びとなりました。









ふー。以上沈胴ズミクロン絞りの粘り修理でした。

2013年6月20日木曜日

分解修理:沈胴ズミクロン 絞りの粘り修理2

 前回の続き。
絞り環のねじを外したのちに絞り羽押さえ環を外します。
押さえ環の両端にテープを張り付けて真上に引き抜きます。
押さえ環は真上に引き抜く必要がありますが、プライヤーやマイナスドライバーなどでこじり上げる、という方法も考えましたが傷を入れてしまう可能性があるのでこの方法になりました。
押さえ環の向きも記録に撮っておいたほうがいいかな。

 絞り羽。外して初めて正確に数えたました(笑)沈胴ズミクロンは10枚羽のようです。油で引っ付いていました。レンズ本体から取り外す時はピンセットを使いました。実はピンセットって、値段の高いやつはものすごく使いやすいものがある。細かい作業をする人はぜひぜひ検討を。
 ホントはベンジンがいいんだけれど、室内でベンジンを使うと臭いのでエタノールで脱脂。結局ベンジンを使うことにはなるんだけれども、それはまた今度。漬けておくだけでは油が取り切れるか分からないので、ピンセットでやんわり撹拌する。ただ、羽が曲がってしまったらそれでゲームセットなので慎重に作業。
 羽の洗浄後。クリーニングペーパーの上に置いて乾燥させます。絞り羽には向きがあります。組立作業のためには向きをそろえて置いたほうが良いです。また、羽の両端には短いピンがはえています。
 そのピンのふちは乾燥しにくいのでクリーニングペーパーでやんわりふき取る。曲げてしまわないようにやんわりやんわり…。きれいになったら組み立てていきます。
絞り羽をレンズ側にはめていく。この作業が一番神経を使う。ピンセットがしょぼいと作業がしんどい(^^;)6枚目までは順々に重ねていけばいいんだけれども、7~10枚目の羽は初めに置いた羽の下にはめ込まないといけないというウルトラC(とまでは言わないけど)難度の技が必要。この作業だけで20分くらいかかった(^^;)はじめて作業する人は一晩掛かってもおかしくない。ちなみに5cm、f1.5なレンズの絞り粘りの修理にはホントに一晩掛かりました…。

2013年6月18日火曜日

分解修理:沈胴ズミクロン 絞りの粘り修理1


沈胴ズミクロン。
空気レンズを初めて使った、伝説的に解像力の高いライツ純正標準レンズ。
簡単に説明するとこんな感じだとおもう。
何十年も前にアサヒカメラで測定されて以来いまだに記録が破られていない、なんていうのは個人的には正直疑ってるんだけれども、良いレンズであることは間違いない。

その価値あるレンズの分解修理を、ネット上にあげてもいいのかと悩んだけれども、書いてみようと思う。

ただ、はじめに言っておきます。
もう新品は作られていない価値のあるレンズです。安易な分解は避けるべきです。
作業中に少しでも手に負えないと思ったら、すぐに元に戻す、またはプロへの依頼が大切です。
価値のあるものを壊すということは、できるだけ避けるべきです。

加えて作業時の注意点も言っておきます。

心、時間の余裕

がない人は手を出すべきではありません。もちろん、器用さも必要ですが、失敗の原因はほとんどが焦りです。心穏やかなときに作業してください。



まずは前玉を外します。この方法は秘密です。これがわからない人は手を出さないでください。

前玉を外した状態。後から気づいたけれど、絞りリングを外すことを考えていない場合は絞りは全開状態のほうが組立作業の時に楽かもしれない。よく見たら仕組みは分かるんだけれども。
 のっかっているだけの絞り表示のドットがある輪っかを外します。
 写真中央にあるピンが絞り羽を押さえる輪を固定しています。この輪を外すためには、
このねじを外します。














何度も言っておきます。安易な分解修理はダメです!
「タンスの中から出てきたんだけど、自分はカメラに興味ないし、何となく分解してみよ~」って人!
わたしが高価で買います!ほんとに買います。コメント欄に一報を…

2013年6月15日土曜日

ゲット:Laica M4 + Summicron f=5cm 1:2

しばらく前に買っちゃってたんですが、紹介のタイミングを失ってたのでここで紹介。


いやあ、ライカは良い!


と言いたいところですが、まだよくわからないというのが実感。
買った当初はちゃんとフィルムが通らないという故障があり販売店へ修理送り。
巻き上げも微妙にゴリッと感がある。
レンズも絞りが粘ってムムムな感じ。

フィルム送りの不良は直ったけれども、ゴリッと感や絞りの粘りは気になる。
更に、オーバーホールに送ろうと思ってたひさなが光機さんが5月限りで修理業務の縮小、郵送品の修理受付を終了してしまうという悲しい事態が。

そうなるとつい考えてしまうのが分解修理(^^;)
絞りの油とりをしたんだけれど、記事に書こうか、書くまいか。

2013年6月12日水曜日

撮影:薬研掘歩道橋 相生通り

SONY NEX-3 18-55 相生通り

この通りに一本だけかかる歩道橋から撮影。
何でここだけ歩道橋があるのかは不明。

今日は暑かった。とにかく暑かった。
これが続くとなると、耐えられないかも。がんばれ自分。(いや、耐えますよ…)

これでぶら散歩シリーズは終わり!
次回からはフリーな写真をいきます。(ふ~)

2013年6月5日水曜日

撮影:猿猴橋南詰 鏡像

SONY NEX3 18-55 鏡像

きれいな鏡像が見えた。
映った先がA地区。エールエールA館と呼ばれる。
A館?じゃあB館は?無い。
B地区に立つのはエールエールB館になるのかなあ。

2013年6月2日日曜日

撮影:猿猴橋 路面電車

SONY NEX-3 18-55 路面電車

八丁堀や紙屋町に出る人のほとんどは市内電車(通称、市電。なぜか、路面電車の略で路電とか、運行会社の広島電鉄を略して広電とかっていう人はほとんどいない…。)を使う。
まさに広島人の足。





…まあ、僕はこうやって歩きながら写真を撮ってるわけなんだけれども(^^;)
実は写真を撮らなくても結構歩くんです。早足で歩いて20分くらいで市街地まで出ることができる。
所要時間は大して変わらない。150円を払うか、疲れるか、の違い。